スウェーデン 福祉大国の深層 続報!新ブログ名「北欧、幸福の安全保障」

2021年に『スウェーデン 福祉大国の深層』が水曜社より商業出版して頂け、アマゾン国際情勢ランキングでも1位にしても頂けました。 そしてこの度、2024年6月に2冊目の書籍として「北欧、幸福の安全保障」を発売予定です。 内容は幸福度の高い北欧、特にスウェーデン、フィンランド社会を「幸福」という視点から多面的に捉えて記しています。 また、人々の幸福の大前提ともなるNATO加盟を含む安全保障についても記載しています。 日本にも役立ち、より良い社会づくりに貢献できるようなブログを記したいと考えています。

スウェーデン「海外の刑務所の賃貸の検討中:政府の刑務所不足への解消策へ批難」

 

スウェーデン「海外の刑務所の賃貸の検討中:政府の刑務所不足への解消策へ批難」

 

スウェーデンでは毎日のように拳銃事件や爆弾事件などが発生しています。

数週間前は、刑務所からの脱走者も現れる事態も起きました。

 

そのため、刑務所へ送還される犯罪者も多く、現在刑務所不足となっています。

 

8月6日のスウェーデン共テレビSVTでは、政府およびスウェーデン民主党が、海外の刑務所を借りる提案に対して、批難が起きていると記されています。

 

ちなみに、スウェーデン福祉大国の深層でも記しましたが、数年前には警察官不足に対して、ノルウェーから警察官を借りる提案もありました。

 

下記にSVT の記事を抜粋します。

スウェーデンの刑務所の収容力不足に対して、時間単位の政党は海外の刑務所を借りることで問題を解決しようとしています。

 

しかし、シュデンスク大学の研究者であるリンダ・キャーア・ミンケは、他の国の結果を調査しても、これは長期的な問題の解決策ではないと批判しています。

 

さらに、収容された人々が拷問や侮辱的な扱いを受けないことを保証するのは難しいとも述べています。

 

モデラーテルナの議員、フレドリック・ケルホルムは、他のEU諸国に受刑者を送ることを望んでいると強調しています。