
爆発事件:ファルケンベリ市で起きた巨大爆発
12月14日のスウェーデン公共テレビSVTによると、スウェーデンの西部にあるファルケンベリ市にあるアパートで巨大な爆発が起きたと報じられています。
記事によると、ファルケンベルグ市のアパートで2時に大爆発が起こり、爆発により玄関のドア全体が吹き飛ばされ、その付近の車数台が損傷したとあります。
付近の人々が大きな爆発音を聞きつけて警察に電話をしました。
警察地域西部の警察官であるモーテン・グネン氏は
それは本当に強力な爆発であり、建物に多くの被害がありました
と語っています。
負傷者はいるものの現在のところ幸い死者は出ていないとのことでです。
7時40分に、爆弾処理班がその地域を封鎖し、これ以上の爆発物がないことを確認しました。また警察によれば現在のところ容疑者はみつかっていないとのことです。

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9月28日にヨーテボリ市のアネダル地区のアパートで大爆発が起き、6人が重傷を負い数百人がこの建物から避難する大事件が起きました。
爆発事件を起こした容疑者は国際指名手配になるまでになりましたが、1週間後近くのい川でなぜか犯人が水死体となり発見されました。警察は犯人が自殺もしくは偶然の事故で死亡したとして、この爆発事件調査を終了としてしまいました。
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今回ファルケンベリ市で起きたアパート爆発事件も、ヨーテボリ市でおきたアパート爆発事件のように容疑者が死亡した、または容疑者不明として事件が終結させらず犯人の逮捕に繋げてもらいたいものです。
ちなみに、1月24日のスウェーデンの公共ラジオSRの記事によると、スウェーデンでは2019年に257件の爆発事故が起きており、2018年は162件であったため、2018年と比べ60%の増加とのことです。
日本で経済産業省のLPガスの漏洩爆発事故は2019年では26件であったため、爆発事件の直接比較ではありませんが、参考までに示すとスウェーデンの爆発事故(事件)が日本より人口当たり約122倍多いことになります。
