スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン「魔法瓶爆弾172個を製造した男2人の裁判」

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スウェーデン「魔法瓶爆弾172個を製造した男2人の裁判」

1月31日のスウェーデン共テレビSVTによると、近年、スウェーデンでは爆発物質を詰めた魔法瓶が多くの爆破事件で使用されていると報じています。

 

現在、スコーネ地方北部で2人の男が、最大172個の魔法瓶爆弾を製造した疑いで裁判にかけられています。

 

2019年において長い間、少なくとも24キロの黒色火薬172個の魔法瓶、190メートルのスタブワイヤーを購入し魔法瓶爆弾を製造した。

と国際組織犯罪対策国家部の検察官ウラ・カールブリンク氏は述べています。

 

しかし2人の男は不正行為を否定しており、容疑者が犯罪組織に転売した証明はできなかったとのことです。

 

ただ2020年の夏、ボロース市地下貯蔵室のスーツケースから10個の緑色の魔法瓶爆弾が発見されました。 そのうち3つから2021年春に破壊予備罪で起訴されたスコーネ市北部50代男性からのDNAが発見されました。

 

2019年10月中旬にマルメ市の自動車工場爆発事件がありましたが、その際4つの魔法瓶爆弾が使用され、2つは爆発しましたが残りの2つは爆発しませんでした。

その爆発しなかった魔法瓶爆弾にはこの男のDNAはがついていたのでした。

 

私たちはこの魔法瓶爆弾とマルメ市で起きた爆弾とのつながりを見つけましたが、この男が爆破した人物であるとまではは言えませんでした。 爆弾が爆発したときに彼らは2人ともマルメ市にいなかったという情報があるのです。

と検察官ウラ・カールブリンク氏は述べています。

 

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魔法瓶からも爆弾が作れ、それにより実際に爆弾事件が引き起こされているようです。まだ警察は製造者と爆弾実行犯との繋がりの証拠がないようですが、少しでもこうした爆弾事件がなくなって欲しいものです。