スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン「警察装い強盗:100歳近いお年寄り2人から金品強奪」

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警察装い強盗:100歳近いお年寄り2人から金品強奪

1月9日のスウェーデン共テレビSVTによると、警察官を装った2人の男が、ヨーテボリ市内に住む100歳近い2人女性から宝飾品や数千クローナ(数万円)を強奪したと報じています。

 

この2にの高齢者の事件は別々のものですが、両事件とも少なくとも2人の男性が警察官を装っていたと述べています。

 

この高齢者の話によれば、自宅にいた際ドアベルが鳴り出ると、警察官と装う男が所持品、銀行カード、宝石を保管するために訪ねてきたとのことです。

 

1人の高齢者女性は口座から1万5,000クローナ(約1万8600円)が盗み取られ、

もう一人は宝石、クレジットカード、暗証番号、口座からも5,000クローナ(約6万2000円)が盗まれたとのことです。

 

現在警察はまだ容疑者を捕まえていません。

 

警察の報道官トーマス・フックスボリ氏はこうした犯罪は初めてではなく、以前にポーランド語を話すヨーテボリの人たちを対象に起きていたとのことです。

 

今回の事件において犯人は高齢者女性に「警察が貴重品を保管する」と言っています。

 

しかし警察のスポークスマン、トーマス・フクスボルグは、

警察も他の当局も、「貴重品を保管する」ことは決してない。

とのことで警察の信頼を損なう事件と述べています。

 

高齢者や警察官を装った卑劣な犯罪です。こうした犯罪がまた起きないでほしいものです。

 

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