スウェーデン人男性、5人のノルウェーの少女に対する性的犯罪で起訴 、一人の少女が自殺」
11月4日のスウェーデン公共テレビSVT によれば、スウェーデンの55歳の男性が、ノルウェーのHVB(子供の一時保護施設)に住む5人の少女に対する性的犯罪で起訴されました。
この事件は、1人の少女が施設内での性的虐待を告発したことから始まり、彼女はその後自ら命を絶っています。
男性は、少女たちを遠隔地に連れ出して性的行為を強要し、さらには少女たちに自分の性的な画像を送らせていたとされています。
男性は一時逮捕されましたが、現在は釈放されており、2025年3月に裁判が予定されています。
www.svt.se
強姦発生率は日本の86倍
スウェーデンに性犯罪事件は今回のケースだけではありません。
日本ではあまり知られてはいませんが、実はスウェーデンでは性的犯罪事件が非常に多く発生しています。
スウェーデン全国犯罪防止評議会(Brå)によれば、2020年のレイプ数は2019年と比べ9%増加し、9,360件のレイプ数が報告されています。
日本の警察庁『令和2年1~12月犯罪統計【確定値】』に記された、2020年における強制性交等の認知数は1332件ですから、人口当たりにするとスウェーデンのほうが86倍以上も強姦発生数が多いこととなります。
こうしたスウェーデンの犯罪の実情については、著書『スウェーデン、福祉大国の深層』で細かく説明していますので、宜しければお読みください。
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