スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン「議員セクハラ事件:3ヵ月間で3件、与党・国会議員によるセクハラ事件」

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議員セクハラ事件:3ヵ月間で3件、与党・国会議員によるセクハラ事件

11月24日のスウェーデン共テレビSVTによれば、社会民主労働党インフラ大臣であるトーマス・エネロス議員が、セクハラの容疑で警察に通報されたとあります。

 

記事によると、エネロス議員は11月6日にヨーテボリ市であった社会民主労働党総会の後に、同僚10人いたホテルの部屋内で同僚の女性のお尻を触ったとして告訴されました。

 

トーマス・エネロス議員は、彼と数人の議員が夕食の前にどのように会ってたのか、また彼がどのように女性に接していたかをSVTに対して書面で次のように答えています。

彼女の背中に手を回しました。それはすべて数秒でありそれ以上考えていませんでした。

翌日、不適切な方法で彼女に触れたと聞かされたとき、何が起きたかを話し合いしました。謝罪しましたが、それは私が意図したことではなかったと説明しました。不快にさせていたのでしたらら本当にお詫び致します。

 

11月30日に社民労働党の党首であるマグダレナ・アンデション氏が新首相になり、スウェーデンで初の女性首相が誕生しました。その新政権下で社会民主労働党のトーマス・エネロス議員はインフラ大臣を務めています。

 

11月30日のSVTによれば、このトーマス・エネロス議員によるセクハラ事件に対しマグダレナ・アンデション新首相は、

彼はそれが意図的ではなかったことは明らかです。

と述べています。

 

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ただ国会議員による性的な事件はこれだけではなく、9月10日の公共テレビSVTによれば、穏健党国会議員15歳以上から18歳未満の少女たち性的不適切行動があったことが発覚しました。

 

国会議員の相手の少女は18歳未満であり穏健党青年協会に所属している少女と何度か性的接触があったとのことです。

 

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また10月28日のスウェーデン共テレビSVTの記事によれば、スウェーデン民主党のピーター・ルンドグレン議員が10月14日にセクハラ罪で起訴され裁判が行われたと報じられています。

 

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この最近の3か月間だけでも3件の国会議員による性的事件が発覚しています。

性的事件に敏感な国であるため多くの国会議員の性的事件がとりあげられるのか、それとも本当に性的事件が多く発生しているのかは定かではありませんが、この3か月間で3件の国会議員による性的事件の発覚は、やや多いような気もしてしまいます。

 

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