
金融詐欺: 詐欺会社がこの1年で30%急増、仮想通貨からみ詐欺多数
コロナ感染が始まった2020年以降、暗号資産が値上がりしています。
2021年8月18日の日テレNews24によれば、
コロナ禍において、ビットコインを始めとする暗号資産が値上がり傾向にあります。その背景とは何か?暗号資産と仮想通貨、何が違う?暗号資産が中米でも注目されるワケとは?そして暗号資産の将来を専門家はどうみている?知っておきたい暗号資産の話をまとめました。(国際部・後藤大海)(澁谷アナ)
NEWSイチから解説。18日のテーマは「コロナ禍で暗号資産が値上がり傾向」です。
「暗号資産」はインターネット上でやりとりできる財産的価値、デジタル資産です。今、暗号資産市場の時価総額が、一時219兆円を上回るなど値上がり傾向が続いています。
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しかしそうした暗号資産の値上がりを利用し、金融詐欺も増えてきています。
1月19日のスウェーデン公共テレビSVTによると、スウェーデン金融監督局は現在金融詐欺が多発しており、何千もの詐欺企業によるWebサイトがあるため、これらの詐欺企業をリスト化し注意するように警告を出しています。
スウェーデン金融監督局によればこうした詐欺企業の数は1年で急激に増加し、
詐欺会社とウェブサイトの数は、1年間で30%増加して約2,800になりました。
よく詐欺に利用されるのは、多くの場合、仮想通貨ビットコインへの投資です。
スウェーデン金融監督局の財務検査官ミカエル・サンダール氏は
こうした(金融詐欺への)警告は外国の金融当局と協力して出しており、過去1年間で大幅に増加しました。
と述べています。
詐欺師は、ロンドンやストックホルムにある金融街の偽住所を記したWebサイトを持つことがよくあります。また現在、こうした詐欺はよく仮想通貨ビットコインに関するものが多くあります。
またミカエル・サンダール氏は、
(仮想通貨への)知識のレベルがあまり高くない人もいるため、詐欺師は真実ではない発言ができています。
また(仮想通貨ビットコインレッドの)急激な上昇により、実際にそれを販売しとても素早くお金を稼ぐことが可能です。
と述べています。
www.svt.se
素早く資産を増やす可能性の高い暗号資産を利用した金融詐欺が現在が横行しており、取引の際には注意も必要であるようです。
