
コロナ渦の影響により、好調な業界と落ち込んでいる業界の二極化が起きています。
自動車業界では半導体などの部品調達が滞り落ち込んでいます。
8月30日の読売新聞によれば、
自動車主要8社が30日発表した7月の世界生産台数は、前年同月比2・6%減の195万4899台だった。前年同月実績を下回るのは6か月ぶり。世界的な半導体不足や、東南アジアの新型コロナウイルスの感染拡大による工場停止などが影響した。
コロナ禍前の19年7月比でも16・3%の大幅減となった。
ホンダは、半導体などの部品調達が滞り、米国と中国での生産が大きく落ち込んだため、23・5%減の約32万台だった。日産自動車とマツダ、SUBARU(スバル)、ダイハツ工業も減少した。
と記されています。
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スウェーデンにもいくつか自動車企業があります。
有名な自動車会社としてヨーテボリ市に本拠地を置きトラックなどを製造するボルボグループ、中国のジーリーホールディンググループ傘下のボルボ・カーズがあります。
またセーデルテリエに本社をおく世界的なトラック、バス、産業用エンジンメーカー スカニアもスウェーデンを代表する自動車企業です。
そのスカニアもコロナ渦の影響を受けてトラック生産を一時的に停止していると、8月30日のSVTでは報じられています。
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スカニアによると1週間生産を停止するとのことで、理由は自動車産業全体に影響を与える半導体部品の不足とのことです。
そのためセーデルテリエ市、オスカルシャムン市、ルレオ市にある工場では、合計9,000人の従業員が影響を受けています。
コロナ渦による経済の影響は、日本だけではなくスウェーデンでも好調と不調業界の二極化を鮮明にしています。
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