7月11日のスウェーデン公共テレビでは、トルコのエルドアン大統領が、スウェーデンのNATO加盟に同意をしたと報じています。
下記に記事の抜粋をします。
スウェーデンとトルコは、スウェーデンのNATO加盟に関する合意に達しました。NATO事務総長のイェンス・ストルテンベルグがビリニュスでの記者会見で確認しました。
ストルテンベルグによれば、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、スウェーデンがNATOにできるだけ早く加盟することに同意したと述べました。
「エルドアン大統領は、トルコがスウェーデンを批准する準備ができていることを明確にしています」と彼は述べました。
この発表は、エルドアン大統領がスウェーデンのNATO加盟を承認する代わりに、トルコのEU加盟交渉を再開する要求を行った後のものです
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ただし、7月11日のBBCニュースによれば、スウェーデンがトルコのEU加盟プロセスの再活性化を積極的に支援することが含まれていると記されています。
下記にBBCニュースの記事を抜粋します。
ストルテンベルグ氏は、トルコとスウェーデンが「トルコの合法的な安全上の懸念」に取り組み、その結果、スウェーデンが憲法を改正し、法律を変更し、PKK(クルド労働者党)に対する対テロ作戦を拡大し、トルコへの武器輸出を再開したと述べました。
トルコとハンガリーは現在、スウェーデンの加盟申請を批准していないNATOのメンバーです。
ハンガリーのピーター・シジャルト外相は、スウェーデンの申請の批准は「技術的な問題にすぎない」と述べました。
一方、エルドアン大統領は月曜日に、トルコがスウェーデンのNATO加盟を支持することをトルコとのEU加盟交渉再開に結びつけるように見える発言をしました。
EUの関係者はこの要求を即座に拒否し、「それらは2つの別々の問題である」と述べました。
しかし、合意が発表された後の声明でNATOは、スウェーデンが「トルコのEU加盟プロセスを再活性化する取り組みを積極的に支援する」と述べ、これには「EU-トルコ関税同盟とビザ自由化の近代化」が含まれると述べました。
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