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フィンランド首相「スウェーデンは問題児ではない」NATO同時加盟方針を確認

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フィンランド首相「スウェーデンは問題児ではない」NATO同時加盟方針を確認

2月3日TBSニュースによると、フィンランドのマリン首相は、スウェーデンは問題児ではなく、NATO加盟を共に果たしたいと発表しています。

 

トルコがスウェーデンNATO北大西洋条約機構への加盟に難色を示していることをめぐり、北欧・フィンランドスウェーデンの首相が会談し、NATOへの同時加盟を目指すことを確認しました。

 

フィンランド マリン首相
スウェーデンは問題児ではありません。スウェーデンはとても近くにいる隣人であり、お互い非常に尊敬している」

2日、会談後の会見でフィンランドのマリン首相は、両国のNATOへの加盟申請について、「我々は共通の道を歩み始めた。この旅は手を携えて、共通の合意のもとに進まなければならない」としたうえで、両国のNATO同時加盟が「同盟全体の利益になる」と強調しました。

また、スウェーデンのクリステション首相も両国とトルコの3か国が署名したテロ対策をめぐる覚書を順守し、同時加盟に向けて手続きを進める姿勢を示しました。

フィンランドスウェーデンNATOへの加盟を実現するためには、トルコを含めた30の加盟国、全ての承認が必要です。しかし、先月、スウェーデンで極右政治家がイスラム教の聖典コーランに火をつけたことなどから、トルコのエルドアン大統領はスウェーデンの加盟に難色を示し、フィンランドのみ承認する可能性を示唆しました。

newsdig.tbs.co.jp