4月1日の読売新聞によると、フィンランド空軍のユハペッカ・ケラネン司令官がロシアと地理的に近い東欧に「戦闘機部隊を派遣する可能性が高い」と述べたと報じています。
フィンランド空軍のユハペッカ・ケラネン司令官が読売新聞のインタビューに応じ、フィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に正式加盟した後、ロシアと地理的に近い東欧に「戦闘機部隊を派遣する可能性が高い」と述べた。フィンランドは約1300キロ・メートルの国境をロシアと接しており、対露防衛の知識や経験を同盟国と共有したい考えを示した。
NATOは空軍力の弱い同盟国の領空警備を補完するため、共同で空中警戒任務を実施している。ケラネン司令官は、ウクライナに近いルーマニアやブルガリアを挙げ、「我々にはロシアの軍事能力に関するノウハウがある。要請があれば任務に参加する」と語った。
フィンランド軍は指揮統制システムをNATOと統合するための点検作業中で、NATO任務への参加は作業が終わる今夏以降になるとの見通しも示した。インタビューは28日に訪問先のロンドンで行った。
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