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フィンランド「首相、ロシアの行為が世界の転機に」
5月26日のロイター通信によると、フィンランドのマリン首相はロシアとの関係はウクライナ侵攻前には戻れないと発言しています。
ウクライナを訪問中のフィンランドのマリン首相は26日、ウクライナにおけるロシアの行為が世界にとって転機となったとし、ロシアとの関係はウクライナ侵攻前の状態には戻れないと語った。
マリン首相は、ロシア軍が多数の民間人を殺害したとされるウクライナのブチャなどを視察。ウクライナのゼレンスキー大統領らと会談した後、通訳を介して語った。
首相は「フィンランドは国際刑事裁判所が戦争犯罪の証拠を収集し、ロシアに有罪判決を下すためのあらゆる取り組みを支持する」とも述べた。
ロシアはウクライナでの軍事作戦で民間人を標的にしていないと説明。ロシア軍による虐殺があったとする指摘はでっち上げだと主張している。
フィンランドは今月、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を正式に申請。ウクライナに軍事支援を提供し、ウクライナの欧州連合(EU)加盟を支持している。
ゼレンスキー大統領はフェイスブックに「フィンランドの軍事支援は極めて重要だ」と投稿。「兵器、制裁、ウクライナのEU加盟に向けた同盟国の結束がウクライナを守る力となり得る」とした。