
5月16日の時事通信によると、スウェーデン政府はNATO加盟を正式決定したと報じています。
【ロンドン時事】スウェーデン政府は16日、北大西洋条約機構(NATO)に加盟申請することを正式に決めた。加盟問題をめぐる同日の議会審議で賛成が多数を占めた。早ければ週内にも申請手続きが始まる見通しで、先に加盟方針を決めたフィンランドと同時に申請する可能性もある。
ロシアのウクライナ侵攻を契機とする加盟問題では、スウェーデンの与党・社会民主労働党が15日、「国の安全のために最善だ」(アンデション首相)として、反対方針を転換し支持を発表。これより先、フィンランド政府も申請方針を確認した。
スウェーデンとフィンランドの北欧2カ国は長く軍事的中立を伝統としてきたが、ウクライナに侵攻したロシアの脅威から加盟支持の世論が急速に高まっていた。
報道によれば、スウェーデン議会では16日、各党代表が加盟の是非について立場を表明。その後の特別閣議で申請方針が決まった。
sp.m.jiji.com
スウェーデンではNATO加盟に反対していた与党の社会民主労働党が、方針を転換し、NATOへの加盟支持を表明したのでした。
通常からスウェーデン政府は他国の動向をみてから自国決定を下す傾向があるため、今回もフィンランド政府のNATO加盟決定正式発表後に、スウェーデン政府はNATO加盟申請の正式決定を出したと考えられます。
www.svt.se
リンク