コロナ濃厚接触者のフィンランド首相: ナイトクラブでパーティ発覚
スウェーデンでは先日マグダレーナ・アンダーソン氏(54歳)が女性で初のスウェーデン首相となりました。
またフィンランドでも女性のサンナ・マリン氏が現在首相を務めています。サンナ・マリン首相は年齢も若く36歳です。
そうしたフィンランドのサンナ・マリン首相にコロナに関する大きなスキャンダルが12月4日の土曜日に起きたのでした。
svenska.yle.fi
このことは12月7日のスウェーデン公共テレビSVTでも報じられており記事によると、12月4日にフィンランドのペッカ・ハーヴィスト外相がコロナに感染していたことが発覚しましたが、濃厚接触者であったサンナ・マリン首相は自身がコロナ感染している可能性もあったにも関わらずその夜ナイトクラブでパーティをしていたことが発覚したのです。
サンナ・マリン首相への批判は、日曜日にペッカ・ハーヴィスト外相がコロナ検査で陽性であり、サンナ・マリン首相が金曜日に外相と長い間会談をしたことが明らかになったことに始まりました。
また通常フィンランドの首相は政府用携帯と議会用携帯の2つを所持する必要があります。
しかし4日にサンナ・マリン首相は政府用携帯を保持せずナイトクラブへ遊びに行き、外務大臣がコロナに感染したという緊急通知を得ることができなかったことも発覚したのです。
現在、サンナ・マリン首相は、
土曜日の夜はもっと良い判断ができたはずだ。振り返ってみると、私は情報をもう一度確認する必要があったと認識しています。
とフェイスブックで投稿しているとのことです。
www.svt.se
ただその後サンナ・マリン首相自身はコロナ検査で陰性だったようです。しかし緊急用の携帯を持たずに、自身がコロナ感染していた可能性もあるにも関わらず、土曜日の夜にナイトクラブでパーティーをしていたことが大きなスキャンダルとなったとのことです。
サンナ・マリン首相は36歳とまだ若い年齢であったので、土曜の夜にナイトクラブへ遊びに出たのかもしれません。また謝罪もフェイスブックと現代的です。
ただ仮に日本の首相が緊急携帯を持たずにナイトクラブでパーティーをしていたら国家的な大問題になるはずです。
この当たりが日本のような世界でも大きな国と、人口の少ない国における最高責任者との責任の違いなのかもしれません。