5月15日にフィンランド大統領、首相 はNATO加盟方針を正式表明しました。
FNNプライムオンラインニュースによると、
ロシアのウクライナ侵攻を受けて、北欧フィンランドの政府は、NATO(北大西洋条約機構)への加盟を申請すると正式に表明した。
会議を終えたばかりのマリン首相が、大統領とともに姿を現した。
北ヨーロッパの安全保障が、大きく変わろうとしている。
フィンランドのニーニスト大統領とマリン首相は15日、外交・安全保障に関する会議のあとに共同会見を開き、NATOへの加盟申請を正式表明した。
マリン首相は、「決定は歴史的だ」と述べたうえで、ロシアへの強い警戒感を示した。
フィンランド・マリン首相「ロシアがウクライナを攻撃した時、全てが変わった。われわれだけではロシアの隣で平和な未来はありえない」
フィンランドでは今後、議会での手続きなどを行ったうえで、18日にも加盟申請書を提出する見通し。
同じ北欧のスウェーデンも現在、調整が大詰めを迎えていて、マリン首相は「可能な限り同時に申請を行いたい」としている。
ロシア側の反発は確実で、さらに緊張が高まることが予想される。
恐らくスウェーデンもフィンランドに続きNATO加盟表明が近々発表されると考えられます。