スウェーデン「レストランで殺人を犯した19歳少年に終身刑」
スウェーデン公共テレビSVTによれば、2024年3月、スウェーデンのフィットヤにあるレストランで、30歳の男性が射殺されるという事件が発生しました。
事件の動機は依然として不明ですが、警察は迅速に犯人を特定し、関与した3人の少年が有罪判決を受けました。
そのうちの19歳の少年には終身刑が言い渡され、17歳の少年には8年の懲役、16歳の少年には4年間の少年刑務所および国外退去が命じられました。
www.svt.se
この事件では、実際に銃撃を行ったのは17歳の少年でありながら、3人全員が共同で犯行を行ったとして、3人とも殺人罪で起訴されました。
また、犯行時に大量の武器と証拠が発見されており、事件は犯罪組織間の争いの一環と考えられていますが、犠牲者がギャングとの関係があったかどうかは現在のところ不明です。
しかし監視カメラの映像、DNA証拠、証言が決め手となったとのことです。
この事件は、スウェーデンにおける青少年の暴力問題や、犯罪ネットワークとの関連が再び問題視されています。
現在のスウェーデンではギャング犯罪が非常に多発しており、そのうち10代の青少年による拳銃事件、爆弾事件が非常に多くなています。
こうしたギャング犯罪や多発する10代の青少年の犯罪との関係ついては、拙書『 北欧、幸福の安全保障』で細かく記しておりますので、ご興味がありましたらお読みください。
kon-51.hatenablog.com
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