度アンデション氏が新首相に選出、初の女性首相誕生
11月29日のスウェーデン公共テレビSVTによると、29日に再び新首相の選出が行われ、与党・社会民主労働党のマグダレーナ・アンダーソン党首が新首相に選出されたと報じています。
11月24日にマグダレーナ・アンダーソン党首は一度議会により新首相に選出されたものの、その後の予算案で環境党が政府予算案に同意せず、環境党が連立政権から降りるという事態となってしまったのでした。
そのためマグダレーナ・アンデション氏は首相可決からほんの8時間後に首相の座を辞退するという事態になってしまったのでした。
29日に再び新首相の選出投票が行われ、総数349票のうち、101票が賛成票、75票が棄権、173票が反対票を投じ、またもやギリギリで再度マグダレーナ・アンダーソン党首がスウェーデンの新首相に選出されたのでした。
あと2票の反対票があれば新首相とはなることができないギリギリの可決でした。
アンダーソン氏によると、福祉の強化、気候変動への投資、分断の打破と3つの分野が将来的に政治的な優先事項になるとのことです。
SVTの記事によれば、30日に政府宣言が読み上げられ大臣が発表されます。
その次に宮殿の検認評議会がありマグダレーナ・アンデション氏は国王により任命され、その後新政府が正式に設立されます。
そしてマグダレーナ・アンデション氏はスウェーデンで最初の女性首相が就任することになります。
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