スウェーデン議会議長:社民党マグダレーナ党首を首相として提案
11月3日にスウェーデンの与党である社会民主党ではマグダレーナ・アンダーソン議員が党首に選ばれました。
日本であれば与党の総裁が首相となりますが、スウェーデン政府は現在連立政権であるため、与党である社会民主党の党首が確実にスウェーデン首相になれるかはわかりません。
そのため社民党のマグダレーナ・アンダーソン党首が首相になるためには、左党と中央党の2党の協力が必要となります。
マグダレーナ・アンダーソン党首は新政権設立に向けて活動を開始してからすでに2週間が経過したものの、いまだ政権を樹立できていません。
それというのは左党は年金の増額を要求していますが、その要求が通らず左党がマグダレーナ・アンダーソン党首が首相となる事へ合意していないためです。
しかし11月22日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、左党から合意が得られていないものの、スウェーデン議会のアンドレアス・ノーレン議長は、マグダレーナ・アンダーソン与党党首を首相として提案すると報じています。
未だマグダレーナ・アンダーソン与党党首が新しい首相となるかは確実ではありませんが、近いうちにスウェーデンで初の女性首相が誕生するかもしれません。
かしそれにもかかわらず、大統領は今プロセスを進めることに決めます。