
スウェーデン「10才の少女刺傷事件: ヨーテボリ市内中心部での通り魔犯行」
スウェーデンの第2の都市としてヨーテボリ市があります。
人口50万人ほどですが、自動車会社ボルボの本社があるスウェーデンで2番目に大きな都市となっています。
町の中心部ブルンスパーケンと呼ばれる地域、ノードスタンと呼ばれる大きなショッピングモールがあり、いつも多くの人々が行き交っています。
そのブルンスパーケンで、歩いていた女の子が全く面識もない男に突然刺される事件がありました。
事件が起きたのは2月28日であり、たまたまスウェーデンにいる親戚を訪ねてきていた、オランダ国籍の10歳の女の子が、道端の全く見知らぬ男に突然刃物で刺される事件が起きました。
幸いにも少女の傷は軽く大事にはいたりまでんでした。
男は近くにいた一般の市民に取り押さえられ、殺人未遂の容疑で逮捕されました。
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自動小銃をもち強盗の前科もち
3月2日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、男は2015年に自動小銃のような物をもち時計店に押し入り200万クローナ(約2400万円)相当の時計を要求し脅しましたが、逮捕され懲役3年の判決を受けました。
2022年には電気屋に押し入り逮捕され保護観察となっていました。
男は精神障害と薬物中毒者であったとのことです。
そうした男が繁華街の日中に、10歳の少女を刃物で負傷させる事件を起こしたのでした。
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ヨーテボリでは、今回少女が刺傷したブルンスパーケンを通る大通り沿いで、2月3日にはギャングによるものと思われる爆弾事件が起きたばかりでした。
今回はギャングによる犯行ではないであろうものの、これまでは郊外で起きていた凶悪事件が、
最近は市内中心部でも起きるようになってきています。
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