スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン当局が子供を誘拐と"偽情報"の拡散: テロの脅威高まり

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スウェーデン当局が子供を誘拐と"偽情報"の拡散: テロの脅威の高まり

2月6日のスウェーデン共テレビによると、

暴力なイスラム主義組織が、スウェーデン当局や地方自治体が子供を誘拐しているという偽情報をオンライン上拡散していると報じています。

 

このオンラインによる活動は大規模なもので、コメント欄には暴力やテロ行為の脅威も含まれています。

これらは最大 1,700 万人のフォロワーを持つチャンネルであり、その広がりは潜在的スウェーデンの人口よりも大きい

心理的防衛庁オペレーション責任者である ミカエル・トフヴェソン氏は語っています。

 

12 月末に Twitter で開始されたこの活動は、何百万人ものフォロワーをもち、アラビア語を話す人々の間で広がっています

 

心理防衛庁によると、この活動は戦術的なものであり、誤解を招く力のある手段として情報を利用しています

 

またスウェーデン地方自治体と社会サービスは、スウェーデン当局がイスラム教徒の子供を両親から誘拐したと主張している過激なイスラム主義組織から攻撃受けているとのことです。

 

www.svt.se

スウェーデン当局によって両親から誘拐されたと主張する泣いている子供たちの偽の映像の拡散

活動の中核には、スウェーデン当局が子供を両親から誘拐し泣く子供たちの偽の映像が使われています。

 

理的防衛庁オペレーション責任者である ミカエル・トフヴェソン氏 によると、

過激なイスラム組織は、若者の世話に関するスウェーデンの法律 (LVU) に従い社会サービスが子供の世話をしたり、警察が家族に介入することを余儀なくされたりしたさまざまな事例を扱っています。

 

過激なイスラム組織はその事例の映像を使い、間違った分析をして映像をオンラインで拡散し、この 1 週間で勢いを増しているとのことです。

 

このことはアメリカのワシントン・ポストでも取り上げられています。

www.washingtonpost.com

 

下記はスウェーデン当局が子供を誘拐しているという偽情報の記された動画を参考までに記します。

拡散しないようお願い致します。

muslim daily on Twitter: "A Syrian mother had her newborn baby ripped away from her by the social services in Sweden 5 minutes after giving birth. They came from Syria thinking they'd live a better life, but they've had all their children taken from them #StopKidnappingOurChildren https://t.co/TjGYVATiY1" / Twitter

 

 

こうした現在行われている過激なイスラム主義組織の活動もあり、スウェーデン治安警察(Säpo)は、スウェーデンにおけるテロ脅威が高まっていると発表しています。

 

kon-51.hatenablog.com