
1月22日のTBSニュースでは、ストックホルムで、反イスラムを掲げる極右政治家がイスラム教の聖典を燃やし、トルコへの抗議デモをおこなったと記しています。
スウェーデンの首都ストックホルムで、反イスラムを掲げる極右政治家がイスラム教の聖典を燃やし、トルコへの抗議デモを行いました。
トルコ側はこれを厳しく非難し、予定されていたスウェーデンの国防相の訪問を中止する事態となっています。 ストックホルムのトルコ大使館近くで21日、反イスラムの極右政治家がイスラム教の聖典コーランに火をつけるなど、トルコへの抗議デモを行いました。
ロイター通信によりますと、この極右政治家はイスラム教とトルコのエルドアン大統領への抗議を理由に、警察からデモを行う許可を得たということです。
これに対し、トルコの外務省は「われわれの神聖な書物に対する卑劣な攻撃だ」などとして、抗議デモを許可したスウェーデン側の対応も強く非難。27日に予定されていたスウェーデンのヨンソン国防相のトルコ訪問は中止したということです。
スウェーデンのNATO=北大西洋条約機構加盟にはトルコを含む全加盟国の賛成が必要ですが、トルコが反発を強めるのは必至で、加盟をめぐる交渉にも影響を与えそうです。
newsdig.tbs.co.jp
リンク