スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン『イスラム国参加しようとした兄弟: ヨーテボリ空港で逮捕』

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イスラム国参加しようとした兄弟: ヨーテボリ空港で逮捕

2月23日のスウェーデン共テレビによると、イスラムに参加しようとしていた兄弟がヨーテボリ市にあるランドベッター空港で逮捕されたと報じています。

 

検察官によると、40代の2人の兄弟はテログループであるイスラム国に加わろうとしていましたが、19日土曜日にランドベッター空港で拘束され、23日に正式に逮捕されました。

 

検察官ヘンリック・オリン氏によると、2人は土曜日にスウェーデン離れる途中でした。現在、暴力的な過激主義と繋がりがあると考えられるため拘留されています。

 

正式な犯罪名としては、「テロ犯罪およびその他の特に重大な犯罪に関する公の扇動、採用および訓練に対する罰に関する法律に従った旅行犯罪」に抵触します。

 

2人の容疑者は40代の兄弟で、ヨーテボリ市の住民です。


逮捕請願書によると2人は19日午後5時38分に空港でが拘束後に逮捕の決定が下された。

 

2人のうち兄は前科はなく、弟は以前破壊行為で有罪判決を受けたことがあります。

 

兄弟たちは逮捕される前日に、スウェーデンからリビアに行く述べていました

 

テロリスト研究者マグナス・ランストープ氏によると、ISはスウェーデン国内に拠点を持っており、新しい法律が適用されたのは初めてだとのことです。

 

兄弟は、ISとの関係で、5〜6年間Säpo(安全省)や警察の間でよく知られています。彼らはシリアともつながりがあり、住んでもいました。
そのため彼らは長い間監視対象でした。2人とも数年間こううした環境下にいたのです。

とマグナス・ランストープ氏は述べています。


23日時点では兄弟どちらも犯罪を否定し釈放されることを望んでいました。
しかし、裁判所は2人を逮捕すべきであると決定したのでした。

 

兄弟を長い間知っている人によると、彼らが宗教や政治について話すのを聞いたことがなく、

ニュースにショックを受けました。本当とは信じられません。

と述べています。

 

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