社会経済的脆弱地域:実際の住民数は登録数の3倍の可能性
また1月26日のSVTによれば、住民登録としてはこのシャナ・エンガー地域には約3,500人が住んでいます。
しかし警察、政治家、討論者の間では、シャナ・エンガー地域には公式数をはるかに超える約10,000人が住んでいると述べています。
まだ証拠はないようですが登録された住民数と実際の住民数に大きな乖離があり、実情が把握できていない様子がわかります。
1月24日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、2021年に移民局により住居許可申請却下された者1万8000人が警察に報告され、そのうち1万人以上が強制送還を受けたと報じています。
しかし強制送還者たちが実際に本国に戻ったか、現在もスウェーデンに滞在しているのか、移民局も警察も誰も把握していないと報じています。
こうした強制送還されるべき人たちは実際には帰国しておらず、シャナ・エンガー地域のような脆弱地域にとどまっているのかもしれません。
スウェーデン「強制送還を受けた外国人1万人以上、国内滞在の可能性」
https://kon-51.hatenablog.com/entry/2022/01/31/230000
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