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スウェーデン「強制送還を受けた外国人1万人以上、国内滞在の可能性」

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強制送還を受けた外国人1万人以上、国内滞在の可能性

1月24日のスウェーデン共テレビSVTによると、2021年に移民局により住居許可申請却下された者1万8000人が警察に報告され、そのうち1万人以上が強制送還を受けたと報じています。

 

しかし強制送還者たちが実際に本国に戻ったか、現在もスウェーデンに滞在しているのか、移民局も警察も誰も把握していないと報じています。

 

国境警備隊長のカイザ・ヴェルデン氏は、

私たちの社会には、私たちの知らない誰もコントロールできない人々がいます。

と述べています。

 

スウェーデン社会の影であり、法的権利のない国からの書面記載ない人たちは、これまでも移民議論で繰り返されてきた問題ですが、現在この問題が再びとても話題となっていると報じています。

 

しかし移民管理局も警察当局も、実際にどれだけの書面にも記されていない人たちがスウェーデンにるのか人数を把握できていないとのことです。

 

2021年スウェーデン移民管理局は、居住許可申請が却下された人物に関して1万8,000件以上の事件を警察に引き渡しましたが強制送還されておらず、移民管理局は警察はさらなる努力が必要であると評価しています。

 

国境警備隊長のカイザ・ヴェルデン氏拘留場所不足が問題であり、多くの拘留場所設置が国境警備隊には必要であるとし、

追放できるまで人々を拘留できるようにすべきです。

と述べています。

 

増加する外国人背景者による犯罪

近年、スウェーデンでは中東・アフリカなど外国を背景にもつ人を非常に多く街で見かけるようになりました。確かにスウェーデンは移民の国であり多くの移民・難民を受け入れています。ですがそれにしても最近の街中での外国人背景者の急増は目に留まるようになりました。また近年拳銃事件などの凶悪犯罪も増加しています。

 

2021年のスウェーデン防犯協議会Bråによれば、スウェーデンで生まれた両親をもつ国内生まれの人より、外国生まれの人は2.5倍犯罪疑惑が高いと報告書がだされました。

 

また外国生まれの両親をもつ国内生まれの人は、スウェーデンうまれの両親をもつ国内生まれの人よりも3倍高い犯罪疑惑とのことです。

 

Brå『Ny Bråstudie: Misstänkta för brott bland personer med inrikes respektive utrikes bakgrund』25 augusti, 2021

https://www.bra.se/om-bra/nytt-fran-bra/arkiv/press/2021-08-25-ny-brastudie-misstankta-for-brott-bland-personer-med-inrikes-respektive-utrikes-bakgrund.html

www.svt.se


2021年8月27日のヨーテボリ新聞によれば、致命的な暴力や強盗の疑惑は、外国生まれの両親を持つ人では国内生まれの両親をもつ人々に対して10倍ほど高いとのことです。

 

www.gp.se

 

1月24日のSVTの記事から、スウェーデン滞在許可がなく強制送還者を受けている人たちが1万人以上もおり、いまだ国内に法的権利なくとどまっている可能性も高いことが知る明らかになりました。

 

ただこの1万人という人数は2021年だけの人数であるので、これまでの強制送還者を含めれば非常に大きな人数の滞在許可のない外国人がスウェーデンに現在もいると考えられます。

 

こうした法的滞在許可のない外国人により、スウェーデンにおける犯罪率が高まる要因の1つになっているのかもしれません。

 

kon-51.hatenablog.com