スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

フランス「カトリック原理主義グループ:『悪魔的』としスウェーデン歌手コンサート阻止」

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カトリック原理主義グループ:『悪魔的』としスウェーデン歌手コンサート阻止

12月8日のスウェーデン共テレビによると、スウェーデン歌手であるアンナ・フォン・オスウルフの教会コンサートがカトリック原理主義者のグループによって開催が阻止されたと報じられています。

 

カトリック原理主義者のグループは、火曜日の夜、スウェーデン人歌手アンナ・フォン・オスウルフがフランスのナント市での教会での演奏を阻止しました。(カトリック原理主義者)グループはコンサートを「悪魔的」であると考えていた、と「ル・フィガロ」は記しています。

 

歌手兼作曲家のアンナ・フォン・オスウルフは、火曜日にナント市のノートルダムデュボンポート教会で演奏する予定でした。しかし、アンナ・フォン・ハウスウルフと彼女の音楽は悪魔的であると信じているカトリック原理主義者によって阻止された後、コンサートはキャンセルされました。

 

コンサートチケットは完売しましたが、来場者が教会に入ると、反対派のグループがコンサートに立ち、入り口を塞いで「神の母聖マリア、貧しい罪人のために祈ってください」と歌いました。

 

 

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アンナ・フォン・ハウスウルフはインスタグラムで、そこれは「怖くて緊張した悲しい状況」であり、コンサートを続けるには安全ではないと感じたので、キャンセルせざるを得なかったと書いています。

 

アンナ・フォン・オスウルフは、音楽にオルガンを使用することで知られており、現在、ヨーロッパ各地の教会で演奏するツアーに参加しています。アルバムカバーの彼女の音楽と美学はしばしばゴシック調になります、

 

(カトリック原理主義の)ブログ『LeSalon Beige』によると、フォン・ハウスウルフは、彼女が「悪魔を愛した」方法について比喩的な方法で「ピル」という曲で歌っているとあります

 

ナント市のフランス当局の代表は、宗教的原理主義者の行動を非難しました。ナント市の初代副市長であるバセム・アセはツイッターで、「教会との合意に基づいて計画されていたにもかかわらず、不寛容な過激派がコンサートをキャンセルさせている」と述べた。 

 

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