
ワシントン暴動事件:FBIはスウェーデンのスカーフを巻いた男の身元判明し起訴
1月6日にアメリカのワシントンDCで議会議事堂襲撃される大きな暴動事件があったのを覚えている方もいるかもしれません。
この暴動はトランプ米大統領の支持者の一部が暴徒化し連邦議会議事堂に乱入し、この混乱で死者5人がでるという大きな暴動事件となりました。
その議会議事堂襲撃事件の中、ひげを生やし黒いヘルメットを被り「Skellefteå (シェルレフテオー:スウェーデンの都市名)」と印刷された赤いスカーフを身に着けている男がいました。
11月30日のスウェーデン公共テレビSVTによると、このSkellefteå (シェルレフテオー市)と印刷された赤いスカーフの男がFBIにより身元が判明されたと報じています。
記事によれば、男の巻いた赤い「Skellefteå (シェルレフテオー:スウェーデンの都市名)」と印刷されたスカーフにより身元が判明したとのことです。
www.svt.se
それというのはシェルレフテオー市には人口が7万人ほどしかいなく、さらにこのSkellefteå(シェルレフテオー市)と記されたスカーフは2007年に引っ越してきた1,000人の住民のみに与えられたスカーフだったためです。
赤いスカーフを巻いた中央の男

SVTの記事ではこの男の名前は明らかにされていませんが、11月29日のハフィントンポストの記事によれば、おそらくこの男はダニー・ロドリゲスであり、国会議事堂での司法機関への暴行、窓から侵入した暴徒グループの指導的役割をしていたとしFBIにより起訴されました。
またロドリゲスは、「自由か死か、紳士!」と男は警官に発し、「降伏するな!トランプのために戦え!」とも述べていたとのことです。
しかしその後ロドリゲスは自身の事を、“I’m not smart.” (私は賢くない)、“I’m so stupid.” (私はとてもバカだ)と述べ、他のトランプ支持者のように選挙に関して陰謀説に夢中になっていたとFBIに供述していたとのことです。
11月30日のSVTの記事では、ワシントン議会議事堂襲撃事件で指導的役割をしていたスウェーデン人の男が起訴された事が報じらていたのでした。
www.huffpost.com
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