スウェーデン 福祉大国の深層 続報!

『スウェーデン 福祉大国の深層』を水曜社より商業出版(政府刊行物)して頂けました。読者の方からの要望を頂きスウェーデンの時事ニュースを主な内容とし、日本にも役立ち社会貢献にもつながるようなブログを記させて頂きます。

スウェーデン「コロナ情報: 来週より新たなコロナ規制の可能性」

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コロナ情報: 来週より新たなコロナ規制の可能性

9月29日からスウェーデン政府は大幅な規制緩和をし、ほとんどの規制(勧告)が撤廃されています。そのため街には多くの人が戻ってきています。

 

しかし冬になり寒くなったためか、感染者が増加傾向にあり11月下旬以降1日2000人以上の感染者が続いています。

 

さらに南アフリカでオミクロン変異体が発見され、11月末にスウェーデンのヨンショーピング市でも2人がこのオミクロン変異体に感染している事が発覚しました。

 

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そのためか12月2日のスウェーデン共テレビSVTによると、政府とスウェーデン公衆衛生庁は、スウェーデンでまもなく新しいコロナ規制が実施されるかもしれないと警告を出しました。

 

レナ・ハレングレン社会問題大臣は記者会見で

我々は不確実な冬に直面しています。

と述べています。

 

そして感染拡大が続く場合には、レナ・ハレングレン社会問題大臣と公衆衛生庁カリン・テグマーク・ウィセル長官は公衆衛生庁による規制を再導入すると記者会見で発表しました。

 

その場合、人ごみや公共交通機関を避けマスク使用が推奨されることになり、雇用主は、デジタル会議などのリモート勤務実施が推奨されるとあります。

 

それでも感染拡大が抑えられない場合追加の措置も取られるとのことです。

 

公衆衛生庁カリン・テグマーク・ウィセル長官は、

感染拡大が今のペースで続くのであれば、早ければ来週にも新しい対策を導入する必要があるかもしれないと評価している。

と述べています。

 

レナ・ハレングレン社会問題大臣によれば、現在政府は公衆衛生庁のデータと対策提案を緊急に分析しており、来週の初めには行動計画を提出する予定とのことです。