日本の約272倍の拳銃事件発生数
現在、スウェーデンでは毎日のように拳銃事件が発生しています。
2020年における拳銃事件発生数は、376件であり120人が負傷、47人が死亡と、年々拳銃発生事件が増加する傾向となっています。
日本の警察庁によると、令和2年(2021年)における日本での発砲事件数は17件でありました。
そのため総計ではスウェーデンのほうが約22倍以上拳銃事件が多いことになり、人口当たりに換算するとスウェーデンでは日本より約272倍も拳銃事件が発生していることになります。
現在増加するスウェーデンにおける拳銃事件に関する統計データを公共テレビSVTが記事としてまとめていますのでご紹介します。
2018年から2021年8月31日までにスウェーデン国内で起きた拳銃事件状況
公共テレビSVTの統計データでは2018年から2021年8月31日までに起きたすべての拳銃事件の詳細(発生件数、発生場所、発生時間、死亡者数・負傷者数など)が記されています。
詳細データを知りたい方は、下記の公共テレビSVTの記事を直接ご閲覧ください。
www.svt.se
拳銃事件発生数:1272件
死亡者数: 166人
負傷者数: 448人
人口1万人当たりの拳銃事件発生数:1.2件
人口1万人当たりの拳銃事件による死亡者数:0.2人
人口1万人当たりの拳銃事件による負傷者数:0.4人
年齢層ごとの死傷者数
2018年から2021年8月31日の間においてスウェーデン国内の銃撃事件で15歳未満では1人が死亡、4人が負傷しています。 銃撃で殺害されたり負傷する人の大半は15歳から24歳です。
時間経過における銃撃数傾向グラフ
下記グラフは1日あたりの銃撃数の傾向を示しています。 傾向は90日の移動平均によって計算されます。 銃撃数は2020年の終わりに減少しましたが、ここ数ヶ月で再び増加しています。
銃撃事件における負傷者・死亡者の割合
このグラフは、負傷した、もしくは殺害された銃撃事件の割合の傾向を表しています。 2019年以降、負傷者の割合が減少していることがわかります。同じ期間に死亡率が上昇しています。
拳銃事件発生カレンダー
(ここには2021年6,7,8月しか掲載していません。全てのカレンダーや各拳銃事件の詳細は公共テレビの記事から閲覧することができます)
kon-51.hatenablog.com
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