
生物兵器『炭疽菌』入りと記された手紙届き、警察爆弾処理班出動
10月14日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、スウェーデン北部のエステルスンド市フレースエーにある会社が、14日朝に炭疽菌と記されたメモと粉が含まれる手紙を受け取とり、警察の国家爆弾処理班が出動する事件が起きました。
そのため会社周辺の広範囲の地域が封鎖され、粉末の物質が爆発性のあるものか確認するために警察の国家爆弾処理班が現場に呼ばれています。
今のところ負傷者がいるかどうかは不明です。
警察は初動捜査を開始しましたが、まだ捜査から間もないため状況により犯罪の分類が変わる可能性があるとのことです。
14日13時50分の時点では、どのような犯罪であるかはまだわかっていません。そのため警察の国家爆弾処理班が含まれていた粉末状の物質が爆発性のものであるか確認するために現場に呼ばれました。
警報が鳴ってから建物内には約30人がいます。13時時点では救助隊司令官は、建物内での避難場所を確保していると発表しましたが、いつ内部にいる人々が避難開始できるかは正確には言いないとのことです。
この時点では粉末吸入の危険があるため、建物内の換気は止められています。
危険が著しい場合は中の職員を避難させる必要があります。そしてシャワーを浴び石鹸で洗いきれいにし、建物内に今着用してる衣類を置いておく必要があります。その場合、救急車から新しい服が支給されます。
と現場の救助リーダーフレドリックエリクソンは語っています。
またSVTがこの事件に関して何を知りどう考えているかという質問に対し、
吸入すると危険な物質であります。そのため我々は少し余分に(時間を)引っ張っています。我々はその物質が拡散しないようにしたいのです。
と救助リーダーフレドリックエリクソンは語っています。
この事件がただの愉快犯による犯行であり、本当に炭疽菌が含まれておらず、生物兵器による無差別殺人事件とならないことを願います。
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