
ルーマニア人女性が騙されレイプ虐待、売春強要
現在、スウェーデンでは街中をあるくと非常に多くのホームレスを見かけます。多くのホームレスはスーパーやデパートの入り口付近でコップを片手に物乞いをしています。
こうしたホームレスはギャングに利用されている人たちともいわれており、その為か最近最近物乞いの手法も少し変わり、何かしらの雑誌を売りお金をもらおうという人も多くなってきました。そうしたホームレスの多くはルーマニアから来た人たちとも言われています。
2015年のスイス公共放送協会SWIの記事によると、学校に通わない子どもたちや、水も電気もない傷んだ家に暮らし、1日の生活に使えるお金はわずか3ユーロ(約390円)のような貧困生活を送るロマ民族がルーマニアに数多く存在すると報じています。
現在のスウェーデンではそうした貧困にあえぐルーマニアからやってきてホームレスをしている人たちを多く見かけるようになりました。
www.swissinfo.ch
9月21日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、ルーマニアから来た女性が売春を余儀なくされていると報じられています。
記事によれば、ルーマニア人女性のアレクサンドラさんは、ボーイフレンドに家や家族、未来共にすることが約束したものの騙され、何百人ものスウェーデン人男性に売春をすることを余儀なくされたと報じています。
これは売春斡旋業者によりよく行われる方法です。
と警察官サイモン・へグストローム氏はドキュメンタリー番組「売る体」で述べています。
仮名アレクサンドラさんは、ボーイフレンドのコンスタンティンと出会ったとき、17歳でした。彼らは一緒に生活を始めるためお金を稼ぎたいと考えていました。そしてアレクサンドラはスウェーデンで売春をするように説得されました。
最初は体を売れないのは明らかだったので、まだ「ノー」であると考えていました。しかしその後も私たちはさらにこのことを話しました、そして彼はスウェーデン男性が幾ら支払うかを話しました。これは想像以上の金額でした。数週間後、私たちはルーマニアに戻り、子供たちと新しい生活を始めることができた
と彼女はドキュメンタリー番組で述べています。
しかしスウェーデンに着くと彼女はコンスタンティンと彼の友人のステファンにアパートに閉じ込められ、レイプと虐待を受け、一日中売春することを余儀なくされました。男性自身がアレクサンドラが稼いだすべてのお金を持っていました。
警察によれば、売春斡旋業者が「恋人の方法」と呼ぶ手法を使っているとのことです。
これは、若い女性に売春をさせる方法として愛を使うことです。加害者は、女性が男に恋心をもたせ、その後女性に売春をさせ危害を与えます。
これはルーマニアの売春斡旋業者では一般的な方法であり、とても多くの若い女性の命が奪われています。
と警察官サイモン・へグストローム氏は語っています。
www.svt.se
女性の権利が尊重されるイメージのスウェーデンでありますが、貧困であるルーマニアから多くのルーマニア人女性がやってきており、中には騙されてレイプや虐待、スウェーデン人男性が高額支払うという事で売春を強要される女性もいるのです。
また現在のスウェーデンでは買春は違法ですが、売春は合法となっています。
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