
9月6日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、スウェーデン南部にあるルンド市の路上で50から60人からなる大乱闘が発生したと報じられています。
9月6日月曜日の午後13時に、2つのグループからなる黒い服を着た男性たちが、ルンドのにある大学病院(Sus)の外に出没しました。男たちは病院に行く患者の前で、殴ったり蹴りたりと喧嘩をしだしはじめました。
目撃者は病院の5階にあるX線部門からの騒音を見ました。
それは純粋な暴動のようでした、40歳か50歳の男性がお互いに打撃と蹴りでからみあいました
と目撃者は語っています。
約20人のショックを受けた患者、医師、スタッフがその乱闘を見ていました。
一方のグループが正面玄関に向かって走り、次にもう一方のグループが走ってきました。初めは警官はそれほど多くいませんでしたが、すぐにさらに警官が来て、男たちを角に追い詰めていました。
警察によると、これは対立を起こしていた2つのファミリーによるものであり、その後も日中にルンド市の他のいくつかの場所でも白熱した喧嘩が起きました。
重武装の警察と犬のにより、喧嘩していた60年代のような人々を解散させました。
下記の動画にルンド市で起きた大乱闘の様子が視聴できます。
(暴行行為含まれるため視聴注意)
www.youtube.com
www.svt.se
9月6日の新聞アフトンブラデットによれば、警察によると、2人が軽傷を負い、3人が重傷を負っているが生命を脅かすことはないと報じています。
その後1人が逮捕され暗殺未遂として捜査されています。
(下記新聞アフトンブラデット記事の動画に、さらなる暴動の様子が撮影されています)
tv.aftonbladet.se
現在のスウェーデンでは非常に多くのギャング間の抗争が続いています。
7月1日にはヨーテボリ市で警察官がギャングにより射殺され、7月16日にはストックホルムで2人の幼い子供が銃撃される事件まで発生しています。
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また地方自治体の職員がギャングに脅されているものの、スウェーデンにある沈黙の文化によりその事態を上司に報告せず、問題が発覚しない状況にもなっています。
今回の大乱闘も警察報告によれば、2つのファミリー(おそらくギャング)による対立によるものです。今回は一般市民が巻き込まれておらず、拳銃も使用されてはいません。
しかし動画をみてもわかるとように一般市民が巻き込まれてもおかしくない状況です。
一般市民を守るためにも早急なるギャング対策が必要であるはずです。
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