
サウナというとフィンランドのサウナが世界でも有名です。
フィンランドの人口は約550万人ほどしかいませんが、サウナの数は300万個もありサウナ大国といわれています。
そのためフィンランドの多くの一軒家にはサウナがあり、共同住宅でもサウナが設置されているところが多くあります。
フィンランドでのサウナは日本のお風呂のように家族や友人との親しみを深める憩いの場となっており非常に生活に深く結びついています。
フィンランドでは仲の良い友人同士であれば男女を問わず一緒にサウナに入ることもあります。
2019年のナショナル・ジオグラフィックによれば、首都ヘルシンキ中心部のバーガーキングでは、ファストフードのような手軽さでサウナ文化を体験できます。
280ユーロ(約3万5000円)を支払えば、最大15人で3時間サウナを貸し切ることもできるとのことです。
またフィンランド北部のルカ市のルカン・サロンキでは、アイスサウナがあり氷部屋の中でサウナを楽しめます。
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スウェーデンでもフィンランドほどではないにしろサウナは人気があり、共同住宅でもサウナが設置されているところもあります。
8月15日の公共テレビSVTによると、フィンランドとの国境沿いにある北部の町クッコラフォルセンでは夏の間サウナイベントが開かれています。
このイベントにはタオルを1枚持ってくれば無料でサウナに入ることができるそうです。
また共同風呂も設置されていて、みなで一緒にお風呂にはいることもできます。

スウェーデン・サウナアカデミーのスヴァンテ・スプランダ氏は、こうしたサウナ文化を広めることが重要であると語っています。
日本から遠い北欧の国ですが、日本と同じようにサウナは裸の付き合いは人とのコミュニケーションを深めるため、大切な役割を担っているようです。
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