本日におけるスウェーデンの感染者総数は6,830人、死亡者401人、100万人あたりでは676人になっています。
日本の感染者数が3,654人、死亡者85人、100万人あたりでは29人ですので、スウェーデンは人口あたり23倍以上も日本よりコロナ感染が広がっていることになります。
WHOはマスクをどんな状況でも推奨しないと見解
日本では多くの人たちがマスクを使用してコロナ防止につとてます。しかしスウェーデンを含めて多くのヨーロッパ諸国ではマスクをしている人をいまだにみかけません。ヨーロッパ人の一般的な考えとしては、マスクは病気の人がするもので病気をうつさないためのものであり、マスクは病気を防ぐ役には立たないと考えています。
いまもマスクがコロナ防止になるのか、ならないのかの議論がされています。また3月30日にWHOはマスクを推奨しない見解を改めてだしました。
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ただ現在コロナ感染が広がっている状況であるため、誰がコロナ感染しているかもわかりません。その為もし全ての人がマスクを着用すれば、他の人を感染させるリスクを減らすことができ、マスク着用がウィルス感染を防ぐという議論自体に意味がないはずです。
4月5日の東洋経済によれば、独立行政法人国立病院機構東京病院呼吸器センターの永井英明医師が「例えば、WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルス感染症の症状、とくに咳がある人やその人の世話をする人だけマスクを使うように呼びかけています。しかし、本当はすべての人がマスクを使ったほうがいいはずです」と語っています。永井医師によると、一般的にマスクの効用は次の4つがあるといいます。
①感染(する)リスクを下げる
②無意識に手で鼻や口を触るのを防ぐことで、接触感染を防ぐ
③気道の乾燥を防いで粘膜を守る
④感染していた場合、飛沫によって人に感染させるのを防ぐ
コロナ感染者の多くは空気感染よりもツバなどの飛沫感染が大半です。そのためマスクにより飛沫感染を防げれば、感染の拡大を防げるはずです。なぜWHOは必死にマスク使用を否定する必要があるのでしょうか。
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米疾病対策センターはコロナ感染対策としてマスクの使用推奨
これまでホワイトハウスや公衆衛生当局は、健康な人間がマスクを着用することは「感染予防には意味がない」との立場でした。
しかし4月5日の毎日新聞によると、トランプ米大統領は3日、ホワイトハウスで記者会見し、新型コロナウイルスの感染予防策として国民に「外出時の布製マスクの着用」を呼びかける米疾病対策センター(CDC)の新指針を発表しました。
これまでマスクは感染予防に役に立たないと主張してきた、欧米諸国としては大きな方針の転換です。アメリカが方針転換をしたことにより、特にマスクが感染防止に役に立たないという確実な証拠もなく広がっていた、欧米諸国でのマスク不要論が今後は覆ると考えられます。
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